医学部受験生のあなたへ。高校や予備校では、「受かったらしい人」「落ちたらしい人」のことを耳にするでしょう。「落ちたらしい人」の中に、早々と、受験をあきらめる人がいます。これは、どうしたことなのでしょうか───。
(1)医学部受験に限らず、どんな試験でも、「合格するために、受験する」。それを、1度や2度、失敗したからといって、そそくさと断念しても、いいものでしょうか。
まだ十分な勉強もしていないのに、初心を捨ててもいいのでしょうか。そんな人は、今までに死ぬほど、一生けん命やったことがあるのでしょうか。ましてや、予備校などに多額の授業料を支払ったのに・・・。自分という存在を、馬鹿にしていると思いませんか。医学部受験というものをなめていると思いませんか。
(2)もし、あなたが今、試験を逃げたら、次の人生で、ちょっとしたトラブルがあると、また、逃げることになるでしょう。3回・4回・・・と逃げ回るのです。怖いことに、「逃げ」は、クセになるのです。
(3)人間が一度、決めたことは、やり抜きます。歯を食いしばってやれば、必ず、合格できますから。もし、やめることが分かっていれば、始めから、受験しないこと。なにも、医道だけが人生ではありません。始める前に、自分にもっと合う道を選択すればよいでしょう。
(4)「合格の反対は、不合格ではない。あきらめ、なのです」。あきらめず、コツコツやれば、必ず合格します。「受験にエントリーしたら、合格するまで、逃れられません」。怖ろしいことです。これが嫌なら、受験界に入らないことです。
医学部受験生のあなたへ。いい加減な気持ちで、勉強を始めたり、適当に受験したりすることは、私が許しません。もちろん、「合格の神様」だって、怒るはずです。
「受験は、勉強ではない。受験は、あなたの人生そのものである」。勉強というものを、大切にしてあげてほしいです。
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