例えば、3浪以上した人の実力を調べてみると、基本力がほとんど付いていない人がいます。生半可な理解力や知識力の上に、やれ「医学部小論文の過去問を3回、回した」やれ「11月から、模擬試験を中心に勉強する」など、など。
「砂の上に砂をかける勉強」を、やろうとするのです。これでは、実力が上がるはずがありません。ただ、この種のやり方で、“ごくごく稀に、ラッキーで医学部に合格する人がいる”ものですから、「自分も大丈夫」と思って愚行を改めようとしません。
しかし、医学部に「ラッキー合格」狙いで、いいのでしょうか。受験というものは、「もう、これ以上、質的にも量的にもできません」という人にだけ、「合格の神」が、合格の許可を与えてくれるのではないですか。
医学部受験で1回失敗するということは、医学部以外の理工系学部の受験に2回~3回失敗することに、ほぼ等しいと思います。3浪したなら、6年~9年失敗したということ。基本的な学力が絶対的に不足しているか、スピードが圧倒的に不足していると疑われますので、次のようにアドバイスをします。
もしあなたが、3浪以上しているのなら、今の勉強方法の主軸を、完全に見直すことです。同じような勉強方法でやっても、また、滑るからです。それが証拠に、4回目での合格率は、多く見積もっても3割を超えることはないでしょう。残り7割は、不合格になるのです。「問題演習の量を重視することから、演習量を少なくかつ深く理解することへ」、「完全解答することから、時間内に処理することへ」など、勉強の基本姿勢を見直します。
つまり、「急がば、回れ」です。基本力(基礎力)をつけ、短期決戦を覚悟したうえで、再度、挑戦してはどうですか。そうすることが、自分のためになるでしょう。
* * * * *
メルマガ始めました。
ブログでは、語り尽くせない、「書くコツ」をメルマガで、お伝えしたいと思います。
ご登録を、お願いします。
https://hope-ex.jp/fx12617/O5yIHf
* * * * *
スクール東京
最高名誉顧問
成川豊彦
~~~~
略歴
昭和49年(1974年)
Wセミナー・グループを設立。
平成12年(2000年)
国際著名人年鑑「InternationalWHO’SWHOofProfessionals」に選出される。
平成21年(2009年)
司法試験・予備試験専門の少人数制予備校「スクール東京」の最高名誉顧問に就任。
司法試験・予備試験の合格に向けて、自ら直接指導。
現在
中国・西南法政大学客員教授も務め、教育・健康の分野において国内外で活躍中。
▼本日も、ブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました。あなたの1クリックは、私が記事を書く、大きな原動力となります。以下のバナーをクリックして、ランキング・アップに、ご協力ください。
クリック、ありがとうございます!
【成川豊彦の関連ホームページ】
● 成川豊彦オフィシャルサイト「合格の森」※成川先生の「元気が出る動画」が満載!
○ 司法試験・予備試験専門の個別指導予備校「スクール東京」
├ お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
└ 全国どこでも、講演に駆けつけます! お気軽に「成川先生・講演のご依頼」まで。
この記事へのコメントはありません。