「医学部受験の合格に必要なことは、何ですか?」
現役生や、浪人生の人から、よく質問が来ます。
もともと私は、「旧司法試験」という国家試験の分野から、受験指導を始めています。かれこれ50年も前のことです。当時は、合格率が0.3%~3%で、我が国最難関の試験、と言われていました。医学部の合格率は、5%~50%程度(国立・私立を含む)です。そこで今日は、医学部受験生の「受かりやすい性格」「受かりにくい性格」を述べてみたいと思います。
(1)受かりやすい性格
① 「素直」である。
失敗したことの原因をつかみ、改善しようとします。指導者から問題点を指摘されたら、謙虚に受け止めます。素直だと、すぐ改善点が見つかり改良でき、実力がアップしていきます。
② 「涼しい答案」が書ける。
文面には、「採点担当の先生(合格をくださる神様のような存在)に、読んでもらう」という気持ちが現れています。
③ 「合格の神様」に、好かれる。
(2)受かりにくい性格
① 「我意識」が強すぎる。
失敗したことの原因から逃げ、いつまでも自分のやり方を通そうとします。指導者から問題点を指摘されても聞いていません。だから、指導者が教えるのを辞めてしまいます。
自分が失敗するのは、採点担当の先生・予備校・出身の学校・会社・家庭・友人らのせいです。自分が悪いのではないと、頑なに思っています。「素直でない」のです。これは、実力が多少ある多浪生に見られる傾向です。この性格を少しでも直さないと、来年も合格できません。
自分の弱点を見つめ直すのは、何歳になっても嫌な作業です。苦しい気持ちになりますし、触れたくもありません。逃げたくなります。しかし、です。来年、失敗するよりは、ましでしょう。
② 小論文の答案が、読みにくい。
大きすぎる文字、乱雑な書き方・・・。「こんな文章なら、当然、不合格」「内容以前の問題。人さまに読んでもらうという気配りが、まったくない」と採点担当の先生にすぐ、らく印を押されてしまいます。
③ 「合格の神様」に嫌がられる。
(結論)
一言でいえば、「答えは、自分」ということでしょう。「敵は、自分」なのです。「敵は、入学試験問題では、ありません」。
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スクール東京
最高名誉顧問
成川豊彦
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略歴
昭和49年(1974年)
Wセミナー・グループを設立。
平成12年(2000年)
国際著名人年鑑「InternationalWHO’SWHOofProfessionals」に選出される。
平成21年(2009年)
司法試験・予備試験専門の少人数制予備校「スクール東京」の最高名誉顧問に就任。
司法試験・予備試験の合格に向けて、自ら直接指導。
現在
中国・西南法政大学客員教授も務め、教育・健康の分野において国内外で活躍中。
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