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「最近の若いヤツらは・・・」と言えば、年長者の嘆きの常套句ですが、受験に関して、私も1つ。
「最近の若い司法試験の受験生は、テキストをきれいに使う」。
一見すると、特に問題はなさそうですが、内実は違います。テキストがきれいなままの人たちの合格率は、決して高くはないからです。なぜでしょうか?
第1に、一生懸命、勉強していれば、テキストが傷み、汚れていくのが、自然!1ヵ月もすれば、くたびれて、半年も経てば、よれよれになり、1年後には、ボロボロになっているのが、当然です。
第2に、テキストに書き込みをしたり、重要箇所にアンダーラインを引いたり、関連資料のコピーを貼り付けるなど、自分で工夫しながら手を加えることによって、理解が深まります。そして、暗記力が強化されます。つまり、きれいなままのテキストは、熱心に勉強していない証拠です。
医学部試験の受験生の中には、テキストをきれいに使うことが、スマートな学習法だと思っている人たちがいますが、それは違うのです。トコトン使い倒すことが、テキストを尊重することになります。表面をなぞるようにただ眺めているだけでは、テキストは喜ばない!
「書き込み等をしてしまうと、ゴチャゴチャして、テキストの客観性が損なわれ、見にくい」と言うのなら、同じものを2冊、買うのはどうでしょう。短期合格を目指すなら、それくらいの投資は、したいものです。
スクール東京
最高名誉顧問
成川豊彦
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略歴
昭和49年(1974年)
Wセミナー・グループを設立。
平成12年(2000年)
国際著名人年鑑「InternationalWHO’SWHOofProfessionals」に選出される。
平成21年(2009年)
司法試験・予備試験専門の少人数制予備校「スクール東京」の最高名誉顧問に就任。
司法試験・予備試験の合格に向けて、自ら直接指導。
現在
中国・西南法政大学客員教授も務め、教育・健康の分野において国内外で活躍中。
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