医学部受験生のあなたへ。昨年の合格者と話していて、意見が一致したことがあります。それは、「大学別の学部試験が、難しいと思われているのは、なぜか」ということについてです。
結論は、「数学・国語・英語など重要な学科の基本力（基礎力）がないからである」ということになりました。数学や国語の基本的な考え方や知識がない受験生が、いくら過去問を見ても、書いてあることの本当の意味が分かるハズがありません。ちょうど、「基本力の欠如」という穴があいているザルに、いくら「過去問」という良水を注いでも、漏れていくばかりです。実力は、まったく、つかないのです。
どうも、多浪する人や、別分野から医学部に挑戦しているかなりの人が、基本力がないことに気づいていません。そこに、実務的な知識や暗記的な処理法を、詰め込んでも、実力はまったく、伸びません。それは、当然です。あなたは、そのことに素早く、気づいて、自分から基本力をつけます。そうすれば、医学部に早く合格します。
もう1つ問題なのは、合格者数が9,000人以上と多いので、基本力がないまま「ラッキー合格」していく人が、相当数いることです。その数が、どれくらいかは、恐ろしくて言えません。実際、学部試験の採点官から、「年によっては問題の核心をきちんと捉え、論じている答案がかなり少ない」と聞いたこともあります。
一般の受験生は、9,000以上という「ラッキー合格」を横眼で見ているものだから、「ある程度の力なら、自分もある」と思い込んでいます。そして、彼・彼女たちは基本力がないことに気づかず、「模擬試験を受けまくったり」「参考書を読みまくったり」しています。そこに、予備校が、「こんなものも、出るよ」と基本力にまったく関係ない項目をやれ───とあおっています。
1浪・2浪・3浪する人は、「自分は基礎力はある」と事実誤認をしています。だから、「今さら、基本（基礎）を学ぶなんて、馬鹿らしくて・・・」ということになります。そのくせ、受験年数だけ、自動的に増えていきます。だから、口先だけが達者な、「受験評論家」が量産されることになります。もう、こうなれば、れっきとした「アンドロメダ症候群」たちです。
医学部受験生のあなたへ。この試験は、基本力がつけば、すぐ合格します。あなたは、そのことを、早く見抜いて、受験の王道に舵を取ってください。「どうしたら、合理的に基本力をつけることができるか」について、迷ったら、いつでも、私に相談（無料メール相談講座／電話相談／成川合格塾）してください。
合格できないでいるあなたは、勉強していないわけではないでしょう。勉強の仕方や内容が間違っているだけ。入試過去問を見て、自分の盲点を、早く見つけてください。そして、改善しましょう。そうすると、すぐ、勝利します。

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スクール東京
最高名誉顧問
成川豊彦
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略歴
昭和49年（1974年）
Ｗセミナー・グループを設立。
平成12年（2000年）
国際著名人年鑑「InternationalWHO’SWHOofProfessionals」に選出される。
平成21年（2009年）
司法試験・予備試験専門の少人数制予備校「スクール東京」の最高名誉顧問に就任。
司法試験・予備試験の合格に向けて、自ら直接指導。
現在
中国・西南法政大学客員教授も務め、教育・健康の分野において国内外で活躍中。

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