国立大学志望・私立大学センター利用の受験生に、いつも、言っていることがあります。「センター試験は、形式的にはマークシート式試験であるが、実質的には医学部・個別試験の前哨戦である」。理由は、以下の通りです。
(1)「医学部はセンター9割必要」などと言われることがありますが、それに届かなくても、合格実績が出ています。実際に必要な得点率のボーダーは、約85%以上(偏差値65以上)。毎年50万人強いる受験生のうちの、上位6%(15人に1人)に入ればいいのです。それほど、プレッシャーに感じることは、ないかもしれません。ただし、形式は、マークシート式です。
(2)しかし、「センター試験」を必要とする実質的な意味は、「センター試験」で出題された内容にあります。当然ながら、各科目とも、重要科目が、網羅的になっています。これは、医師になる人の基本的素養を習得するために、必要なものなのです。
(3)さらに、「センター試験」で習得した知識量・思考力は、「個別試験」の答案作成には、欠かせません。「センター試験」での基本的な知識・思考を、「個別試験」で応用します。これで、医学部受験は、完結することになります。
(4)したがって、医学部受験は、「個別試験の前哨戦」である「センター試験」と、「個別試験の本戦」である「二次試験(前期日程・後期日程)」に分かれ、有機的に関連しているのです。
───だから、「センター試験を、バカにしてはいけない」「センター試験“だけ”高得点を取ることは、意味がない」。「センター試験」に意味をもたせるには、本番で、最低でも得点率88%以上は、ほしいですね。88%以上、得点できれば暗記だけで、勉強しているのではないということになります(ただし、例外があります。たとえ9割以上とっても、「個別試験」に落ちる人が毎年、多少います。その人は、暗記のプロフェッショナルであって、理解のアマチュアです)。
そこで、「センター試験」の重要性を改めて認識する必要があるのです。
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スクール東京
最高名誉顧問
成川豊彦
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略歴
昭和49年(1974年)
Wセミナー・グループを設立。
平成12年(2000年)
国際著名人年鑑「InternationalWHO’SWHOofProfessionals」に選出される。
平成21年(2009年)
司法試験・予備試験専門の少人数制予備校「スクール東京」の最高名誉顧問に就任。
司法試験・予備試験の合格に向けて、自ら直接指導。
現在
中国・西南法政大学客員教授も務め、教育・健康の分野において国内外で活躍中。
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