本日は、受講生の方からメッセージが届きました!
私は、社会人の受験生だ。働きながら予備試験•司法試験に挑戦してきた。言え
ば、かっこいいようにも思える。しかし、実際は、仕事が忙しいと、ただ表面的な勉強に終わってしまっていた。落ちても反省は、一時的であった。そのうち、受験自体が年中行事になっていった。試験の結果の分析をせず、一人前に「今年は例年と傾向が違ったから…」などと、言い訳だけは人並み以上にしていた。試験後は、予備校で知り合った連中と飲み会をし、お互いを慰め合ったりした。やがて、夏が来る。家族の冷たい視線を感じながら、再び頑張ってきた。しかし、それも最初のうちだけだ。あっという間に、年が明けると、過去問を急いで「回す」 直前期になり、焦りの毎日に気分転換と、酒で気を紛らす。さすがに、たばこは体に悪いと辞めた。そして、試験当日を迎える。こんなことを、私は何年も続けてきた。
冷静に考えてみよう。法務省の発表によれば、予備試験•司法試験に最終合格するのは、20代の人に比べて、30代以降は、合格者は著しく少なくなる。30代以上では、これまで通りの勉強方法ではだめだということだ。つまり、「30代より上の年代の受験生は、原則この世では受からない」、不可能に近いことになる。
合格者の圧倒的多数は、20代。中心は東大の現役生だ。その20歳過ぎたばかりの連中がライバルだ。人並み優れた記憶力、集中力、体力のある連中が、競争相手なのだ。
中年の自分が彼ら、彼女らと対等に戦うためには、尋常な「努力」では、無理だ。
では、どうするのか。
選ぶ道は、2つである。1つは、この試験への挑戦を辞める。これ以上、同じようにやっても絶対に受からない。だから、受験しない。後悔しないのなら、それもありだ。
だが、自分はこのままやり残しで終わりたくない。だったらどうするか。
2つ目の道がある。それは、己が変わることだ。若さも体力もない中年のおっさんが、若者に勝つためには、これまでの自己と決別するしかない。それまでの姿勢、やり方を捨てて、とことんやることである。「ここまでやるか」というくらいまで、やり抜くしかない。
合格するための、鍵は2つある。
1つ目は、精神面。「何があっても、諦めない」姿勢を持つことだ。一度決意した以上、受かるまでやる。今は、苦しいかもしれない。しかし、合格した後、これまでの無駄に終わっていた社会実務の経験、人生経験が、全て生きてくる。20代の青年にはない、おじさんだけが持つ財産だ。
2つ目は方法論。知恵を使い、効率よく勉強することである。シャープな思考を心がける。出題者の意図に沿って、それ以外のことは一切やらない。過去問、コメント集を教材に理解中心の勉強に徹する。記憶力で勝負しない。
さらに、20代の連中と少しでも対等になれるように、出来るだけ彼らの体力、集中力に近づく。食生活は水、玄米など可能な限り自然で良質なものにする。十分な睡眠を取り、散歩などで日頃から有酸素運動を行い体力、集中力を付ける。
「ここまでやるか」というくらいに、徹底的に創意工夫をして、日々を戦う。
今日を含めて、予備試験まであと14日。最終合格するまで貫きたい。
これまでの考え方は、「スクール東京」の成川豊彦先生と話した中で習得したものが多い。先生は、近々、ほとんど受からないと言われる30代以上の受験生が、必ず合格する新しい講座を作るらしい。それに期待したい。
スクール東京
最高名誉顧問
成川豊彦
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略歴
昭和49年(1974年)
Wセミナー・グループを設立。
平成12年(2000年)
国際著名人年鑑「InternationalWHO’SWHOofProfessionals」に選出される。
平成21年(2009年)
司法試験・予備試験専門の少人数制予備校「スクール東京」の最高名誉顧問に就任。
司法試験・予備試験の合格に向けて、自ら直接指導。
現在
中国・西南法政大学客員教授も務め、教育・健康の分野において国内外で活躍中。
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