令和元年司法試験 最終合格 M・Tさん(社会人)

私は、主婦業・子育てしながら3度目の受験で司法試験を合格できました。
パート業も、ときどきやっていました。生活面でも精神面でも家族に負担をかけないよう、気を遣っておりました。

<令和元年司法試験の最終成績>
合格者全体の真中辺りでした(選択科目は平均点未満)。
平成30年と比べ、順位が1000番ほど上がりました。
その要因は、
1.途中答案がなかったことと
2.スクール東京さんでお世話になったこと、と思います。

<途中答案をしない対策>
論文過去問を、過去問対策ゼミ(前期)(※現在実施なし)で2年分、司法試験 論文過去問答練で2年分、武藤先生のリフレーミング講座(※現在実施なし)で2年分を、時間を計らずに書きました。書く前に、いくつかの答案例(勝本広太先生作成の答案例等)を見比べ、とことん考えて完成答案を作りました(この過程で「出題趣旨」を熟読しました)。文章を軽くしようと思った時に、勝本先生の答案例は、抜群の読みやすさでした。

論文の添削をお願いし、書かれたコメントをみても、具体的にどう書いたらよいのか、分からないという経験はありませんか?武藤先生のリフレーミング講座は、先生が答案に逐一、朱を入れて合格答案に仕上げてくれ、その心配はありませんでした。スクール東京では、添削された先生自身から個人指導も受けることができます。

<直近1年の勉強>
アウト・プットとして上記の過去問6年分を書いただけです
(インプットは他予備校の中級者向け講座を利用しました)。
この程度の勉強量で済んだのは、
1.ロースクール時代の課題に手を抜かずに取り組み、考える癖をつけてきたこと、
2.短答式試験で安定して8割取れる程度の知識を持ったこと、
3.「主婦のスキマ受験だから」と「ダメでもともと勝負」で気楽に臨んだこと
(勝本先生がおっしゃるには、「当日動揺しない」「自滅しないことが肝心」。これが、アドバンテージ)と思います。

覚えるように努めたことは、刑法の構成要件の定義、民事訴訟法の用語の定義、憲法最高裁大法廷判決の規範(理由と関連づければ自然と頭に入ります。本試験では問題文に判例に言及するよう指示があります)。暗証できるのは、刑法の「違法性の本質」と「故意責任の根拠(錯誤のところ)」だけです。

<スクール東京のサポート>
試験当日は、成川豊彦先生のアドバイス「やられたら、やり返せ」を頭の中でリピートしていました(「クスッ」と笑えてくるところがいいです)。 人間や社会のことなど、本質が見えているんだなあ、と思います。

また、事務局の方々の温かい応援を受けることができます。
応対の一つ一つに心がこもっていて、臨機応変に対応してもらい、時には電話で雑談に付き合ってもらいました。
家で一人勉強を続ける者には、これ以上ありがたいことはありません。
おかげで、受験までたどり着くことができました。
兼業受験生は、モチベーションを維持して試験場まで「たどり着けること」、これが一番の課題なのです。
本当にありがとうございました。

<合格して感じること>
「勉強している途中で、受かる」(成川豊彦先生の言葉)が本当だと実感しています。
実力十分でも、うまくいかないとすれば、司法試験の合格ボーダーというバーが「勉強すればするほど、実際より高く見えてしまう」ことかもしれません。むりやり高く跳ぼうとすると、つまずいたり、障害にぶつかる。一定量の基礎知識を備えれば、あとはジャンプする角度を少しだけ、調節する。必ず、跳べます。他には、先生や先輩のアドバイスを「聞きたいように聞くだけ」で終わらせないようにすることです。

<兼業母の受験生の方へ>
家事や育児にキリがなく、自分の時間をとることが本当に難しいと思います。
常に家族のことが頭にあり、試験時間以外に集中できる方がいるのだろうか?とも思います。
そこをなんとか勉強体勢に持ち込むため、第三者に管理してもらうしかない気もします(スクール東京は、答案提出のスケジュールを自分で設定でき、後は連絡しておけば、事務局から提出の催促が来ます)。

<社会人(兼業)受験生の方へ>
兼業受験生の受験勉強は、必要とされる量の勉強時間(基礎講座の視聴と復習、過去問に取り組む時間など)を使える時間で割って、合格目標時期の目安をつけ、他の事で予定が詰まることのない年度(例えば、子の受験年度にかぶらない年度)に照準を合わせ、「ここで失敗したら辞める」という意気込みで1年間だけ、アクセル全開で取り組むのがよいかもしれません。何年もの間、全力投球するのは現実的ではありません。なお、素直さと思考力で闘える試験なので、年齢はまったくハンディではありません。

仕事等があることは日々の勉強を進めるうえで、ハンディと感じるかもしれません。しかし、試験当日には精神的余裕というアドバンテージにもできます。

勉強の仕方にはいろいろな方法があり、20代そこそこで合格される方の中には、予備校で基本講座を受け、演習書を何度も回したと書かれているものがあります。上位合格を目指す場合は別として、当面、合格することを目標とするなら、私の体験談が「この程度の勉強でも大丈夫なんだ」という参考になると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さまの夢が叶いますように。

<主な受講講座>
2019年 勝本先生・真田先生による司法試験 論文合格講座
2018年 短答過去問アレンジ答練/司法試験出題予想答練
2018年 武藤流 超速!リフレーミング
他、多数