経歴 |
- 早稲田大学法学部卒業
- 昭和62年(1987年)11月 : 司法試験合格
- 平成02年(1990年)04月 : 弁護士登録
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プロフィール |
趣味
● 時代小説
● 落語
● フォークソング
● スポーツ(空手) |
指導の理念 |
「基本の習熟によって、いかなる場面、問題においても、自らの思考により、これを解決する能力を養う」。
(1)「基本」という言葉は、言うは易しであるが、その習得は難しい。その理由は、「基本」の実体の把握が不完全だからである。「基本をしっかりと身に付けるように」、等と言う指導者自身も、実は、「基本」の実体を十分に把握していないことも少なくない。私自身、受験時代に、「基本」の重要性を説く人々が、周囲にいたが、「基本とは、これこれである」と説明した人は、僅か一人に過ぎなかった。説明しようにも、自分が理解していないから、説明できなかったというのが、真相ではないかと思う。
(2)「基本」の習熟の必要性と効用
枝葉の知識では、今まで直面したことのない未知の問題を解決することが出来ない。それを可能にするのが、「基本」であり、「基本からの思考」である。近時の司法試験・予備試験においては、長文の問題文によって、複雑な事案を提示されるに至っている。従来型のいわゆる論証ブロック再生答案では、十分な対処が困難であろう。もちろん、論証ブロックの有効性は否定しない。しかし、論証ブロック作成の過程において、自らの頭と手に叩き込んだ基本からの思考がフルに生かされているという前提が付く。つまり、自分が作った論証ブロックということ。この前提のもとに用意された論証ブロックは、既知の論点の対処に役立つばかりでなく、その作成過程において練り込まれた基本からの思考が、未知の問題の対処に活きてくるのである。
(3)私は、受験時代に習熟した「基本」と「基本に基づく思考」を徹底的に指導するつもりである。受講生の「合格」のために。 |
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