K.K様 社会人

平成26年司法試験合格体験記 K.K 様

合格体験記の内容

■司法試験に関する経歴

■司法試験を受験した経緯

■不合格と原因分析

■受講した講座

■使用していた書籍

■最後に

 

■司法試験に関する経歴

2008年4月 上智大学法科大学院の未修者クラスに入学。

いわゆる純粋未修者からの勉強スタート。

2011年5月 1回目受験 

択一209点で、合格点に1点足りず択一落ち。

2012年5月 2回目受験 

択一244点(2800番程度)、論文4300番程度、総合4200番程度で不合格。

2013年5月 受け控え。

2014年5月 3回目受験 

択一253点(1500番台)、論文1261番、総合1228番で合格。

ちなみに、論文の内訳は、公法109点(737位)・民事124点(2805位)・

刑事106点(956位)・選択51点(133位)でした。

 

■司法試験を受験した経緯

前職においては医療用医薬品の営業をしていました。営業自体は私に合っていましたし、仕事も面白かったのです。しかし、自分自身の高度の専門性を身に付けたいという気持ちと、司法試験という難関にチャレンジしてみたいという気持ちがあり法科大学院に入学し司法試験に取り組むことになりました。

 

■不合格と敗因分析

・1回目受験:短答式基準点に1点足らず

 1回目の受験では短答式基準点に1点足らず不合格になりました。ただ、短答式に合格していたとしても論文の方も全く問題外のレベルでしたので、なまじ短答式試験に合格するよりも短答式不合格の6月の時点から本腰を入れて司法試験の勉強にするチャンスだと思い6月の時点から勉強に取り組みました。

・2回目受験:短答式244点 論文4300番程度 総合4200番程度

2回目の受験では短答式試験は合格することができましたが、短答式試験の不合格を恐れる

あまり論文試験の対策が不十分でした。本試験を終えた手応えとして最終合格は難しいと感じていたため、本試験を終えた5月末の段階から次年度の司法試験の対策を考えました。

 ただし、自分1人で対策を考えることに限界を感じていたため渡辺先生の「本試験・合格戦略」個別相談会に参加しました。この個別相談会では、その当時使おうかどうか迷っていた演習書について「修習にいって興味があればやればよい、司法試験合格にはそこまで必要ない」といったアドバイスを頂いたり、年間スケジュールの立て方を教えていただいたりと本当に有益なアドバイスを頂きました。

その中でも司法試験の過去問をしっかり検討すべきであり、司法試験の過去問の検討をすれば「流れが変わる」といった旨のアドバイスを頂き、このことを信じて司法試験の過去問に取り組みました。

現在、実際に合格してみると、このころに司法試験の過去問の検討にしっかり取り組むことで、司法試験合格に向けての流れが生まれたものと思っています。なぜならば、司法試験の過去問をしっかり検討しなければ、司法試験に求められている能力について把握することができず、司法試験合格に向けての有効な勉強をすることができないからです。

・受け控え

 3回目の受験が迫ってきましたが、当時はいわゆる「三振」の制度があったため受け控えることを決めました。当時勉強を見てもらっていた合格者の方には大丈夫だと思うので受けた方がよいのではとアドバイスを頂きましたが、私としては絶対に合格しなければならないと思い、今の状況では合否は五分五分くらいかなと思っていたので、受け控えることを決めました。

そして、どうして受け控える結果になったのかを分析しました。1つ目は基本的知識にばらつきがあり、知識の谷の部分が出題されると危険であること、2つ目は過去問の分析がもう一歩足りないということでした。過去問の分析がもう一歩足りないとは、具体的には過去問も問題文の読み方や答案構成に工夫の余地があることと出題趣旨・採点実感に対する理解が不十分であることでした。

・3回目の受験

3回目の受験のために対策をとったことは上記の受け控えてしまった原因を克服することでした。基本的知識については、網羅的な問題集をやりこむことと論証を準備することを全科目でやりこみました。市販の論証集ではどうしても納得のいかないことが多いので、その都度基本書にあたり自分なりの論証を準備しました。

また、1年間の間に各科目基本書を1度は通読して各科目の正確な理解ができるように努めました。次に、過去問についてはどのようにすれば早く読むことができるかといった視点から問題文の読み方と答案構成の仕方について研究を重ねました。出題趣旨や採点実感についてはそれらのポイントをまとめてレジメを作成して、日頃から簡単に見返したり、直前期にも簡単に見直せたりできるようにしていました。3回目の受験においては一緒に自主ゼミをする相手がいなかったので勉強のリズムが作りにくかったのですが、逆に自分でしっかりと時間管理をしなければと思い1日の予定をしっかり立てて勉強をすることができました。

・司法試験合格

 こうした司法試験対策を取った結果、平成26年度の司法試験に合格することができました。択一253点(1500番台)、論文1261番、総合1228番で合格と一般的には良い成績とはいえませんが、自分としては合格したことに満足しています。

 

■「スクール東京」で、受講した講座

・平成23年度司法試験合格者講義

・平成24年度司法試験合格者講義

・パーフェクト合格ゼミ前期(刑法)

・「本試験・合格戦略」個別相談会

・短答過去問アレンジ答練

 

■使用していた書籍(2014年度受験のために主に使用していた書籍)

・憲法

『立憲主義と日本国憲法』高橋和之

『ローインコンテクスト』松井茂紀

判例百選

新旧司法試験を解説した書籍

「スクール東京」の体系別 司法試験・予備試験 短答 過去問集 憲法

・行政法

『基本行政法』中原茂樹

『行政法II-現代行政救済論』大橋洋一

『行政法解釈の基礎』橋本博之

ケースブック

判例百選

「スクール東京」の体系別 司法試験・予備試験 短答 過去問集 行政法

・民法

総則物権 『民法の基礎』佐久間毅

債権総論 『民法Ⅲ』内田貴

債権各論 『基本講義債権各論Ⅰ・Ⅱ』潮見佳男

判例百選

新旧司法試験過去問を解説した書籍

「スクール東京」の体系別 司法試験・予備試験 短答 過去問集 民法

・会社法

『リーガルクエスト会社法』伊藤 靖史ほか

『ロースクール演習会社法』中村信男ほか

判例百選

「スクール東京」の体系別 司法試験・予備試験 短答 過去問集 商法

・民事訴訟法

『基礎からわかる民事訴訟法』和田吉弘

『問題研究』

『民事訴訟法から考える要件事実(第2版)』和田吉弘

『ロースクール民事訴訟法』三木浩一ほか

「スクール東京」の体系別 司法試験・予備試験 短答 過去問集 民事訴訟法

判例百選

新旧司法試験過去問を解説した書籍

・刑法

『基本刑法Ⅰ総論』大塚裕史ほか

『刑法各論』西田典之

『刑法事例演習教材』井田良ほか

『基本判例に学ぶ刑法総論・各論』山口厚

『最新重要判例250』前田雅英

新旧司法試験過去問を解説した書籍

「スクール東京」の体系別 司法試験・予備試験 短答 過去問集 刑法

・刑事訴訟法

『リーガルクエスト刑事訴訟法』宇藤崇ほか

『事例研究刑事訴訟法』井田良ほか

判例百選

新旧司法試験過去問を解説した書籍

「スクール東京」の体系別 司法試験・予備試験 短答 過去問集 刑事訴訟法

■最後に

まずは司法試験に真正面から向き合って勉強することが重要だと思います。なぜならば、何らかの理由で司法試験に真正面から向き合っていない人の合格率は高くないと思われるからです。そして、司法試験の勉強に真正面から向き合った上で自分なりの合格のための作戦を立てて実行することが合格するために必要なのだと思います。